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何もしなくても体を起こしているだけで疲労(こり)が溜まる!?

人の骨格は頭から足まで29段の骨の積み木になっており、約200の筋肉が関節を跨がって双方の骨に付着することで、約400のバラバラの骨を繋げ、人体を形成、さまざまな動きを可能にしています。


人体は脱力するとお母さんのお腹の中に胎児のように膝を抱えて丸くなります。
私達は日常何気なく全身を同時に動かして体を起こしているので分かりませんが、丸くなった体勢から体を真っ直ぐに起こす動きを分解してみると、どの部位に負担が掛かっているのか分かります。
①大腿部前面とふくらはぎに力を入れて足を伸ばします。
②腰部と臀部(お尻)に力を入れて上半身を後ろに引き起こします。
③首と背中に力を入れて頭部を後ろに引き起こしながら、肩と背中に力を入れて肩を後ろに引きます。
このように、体を起こす時には大腿部前面(股関節、膝)、ふくらはぎ、腰、臀部、首、肩、背中に負担が掛かっています。

また、動物の中でも平均1日17時間と長時間体を起こして生活している人間は、長時間前後左右のバランスを調整しながら体を起こしている間ずっと、大腿部前面(股関節、膝)、ふくらはぎ、腰、臀部、首、肩、背中にはそれなりの負担が掛かっています。

つまり、体を起こし、起こした状態を維持することで負担が掛かる首、肩、背中、腰、臀部、大腿部前面(股関節、膝)、ふくらはぎは
、痛みやこりが出やすいということです。

姿勢よく真っ直ぐに体を起こせていれば、その筋肉への負担も最小限に止められますが、歪んで傾いていれば負担は大きくなり、疲労が蓄積していきます。


また、長期間にわたって同一姿勢を続けたり、偏った体の使い方をしたり、特定の部位に過度の負担が掛かることで、その筋肉への負担はさらに増大します。


そして、蓄積された疲労が筋肉の許容範囲を超えることで痛みやこりが発生します。

骨格は29段の骨からなる歪な積み木
バラバラの骨を筋肉が複雑に繋げて人体を形成
特定の筋肉に力を入れて体を起こしている

体が歪んで(傾いて)いるとますます疲労(こり)が溜まる!!

姿勢よく真っ直ぐに体を起こせていれば、その筋肉への負担も最小限に止められますが、歪んで傾いていれば負担は大きくなり、疲労が蓄積していきます。

体を起こす動きを分解すると上半身は後ろに引き起こすと言いましたが、どのくらいの負担が掛かっているか上半身を前に引き起こす腹筋運動で考えてみましょう。

仰向けになっている時は脱力しているので腹筋は楽です。
この時、負担はありません。
上半身を起こし始めた途端に腹筋は辛くなります。
負担が掛かっているということです。
そして、体を起こし切ると腹筋は楽になります。
つまり、負担がないということです。

同様に姿勢が悪いと背筋への負担が大きいということです。


みなさんは、腹筋の途中で止めた体勢はどのくらい維持できるでしょうか?
人間は平均1日17時間体を起こして生活していると言いましたが、腹筋の途中で止めた体勢はどのくらい維持できるでしょうか?


そして、蓄積された疲労が筋肉の許容範囲を超えることで痛みやこりが発生します。

腹筋の途中で止めた体勢は辛い
悪い姿勢は背筋に負担を掛けている

歪みが原因?それって本当!?

ところで、みなさんは肩こりや腰痛など体の痛みやこりの根本的な『原因』をご存知ですか?

 

一般的には、

●姿勢が悪い(猫背や反り腰など横から見た骨格の歪み)

●背骨や骨盤が歪んでいる(前後から見た骨格の歪み)

●左右どちらかの肩が下がっている(前後から見た骨格の歪み)

●肩甲骨の動きが悪い

●首の骨が真っ直ぐになっている(ストレートネック)(横から見た骨格の歪み)

●肩が前に出ている(巻き肩)(横から見た骨格の歪み)

●足の長さが違う(前後から見た骨格の歪み)

などを原因として聞いたり、言われたりしたことがあるでしょう。


確かに姿勢が良いのと悪いのでは、悪い方が体を支える筋肉への負担も大きく、疲労(=こり)もよく溜まります。

では、どうして姿勢が悪くなったり、背骨や骨盤が歪んだり、肩甲骨の動きが悪くなったり、ストレートネックになったり、肩が前に出たり、足の長さが違ったりするのでしょうか?

 

そうです!

これらはいずれも『原因』ではなく、何か他に『原因』があって、その『原因』によって起こっている『現象』に過ぎません。

みなさんが『原因』だと思っていたことは、実は『原因』ではなく、痛みやこりが発生する過程で起こっている『現象』だったのです。

本来は、何らかの『原因』がよって、何らかの『現象』が起こり、その『結果』として症状が引き起こされるものです。

つまり、


【原因】○○○○○○○
⇒【現象】姿勢が悪くなる(=筋肉の負担が増加)
⇒【結果】痛み・こり


が正しい考え方なのです。

言い方を変えると、【原因】○○○○○○○が分からなければ正しい治療はできないということです。

 

だから、みなさんその症状繰り返して(慢性化して)いませんか?

 

当院では、その『原因』をしっかり究明して治療いたします。

身体のメカニズムと理論に基づいた施術

《西洋医学(解剖学・生理学)に基づくアプローチ》

当院では、西洋医学の解剖学(構造)や生理学(機能)に基づいて、全身あるいは関係する筋肉の緊張をほぐして痛みやこりを取り除いていくと同時に、全身のバランスを整えることにより慢性化しない体へと導いていきます。


よく痛みやこりの原因とされる『背骨が歪む』『骨盤が歪む』『姿勢が悪い(側面から見た骨格の歪み)』は骨そのものが歪んでいる訳ではありません。
骨が歪んでいるのは変形と言い、外科的治療(手術)をしなければ治りません。
実際には関節が曲がっているということです。

人体は約200の筋肉が関節を跨がって双方の骨に付着することで、約400のバラバラの骨を繋げ、人体を形成、さまざまな動きを可能にしています。
例えば、力こぶをつくる時に肘関節が曲がります。
筋肉は縮めると力が出る性質を持っていますので、肘関節を跨いで付着している上腕二頭筋が縮むと肘関節が曲がります。

上腕二頭筋に十分な柔軟性があれば肘の曲げ伸ばしはいくらでも可能ですが、上腕二頭筋が縮んだまま硬くなって伸びなければ肘は曲がったまま伸びなくなります。
肘が真っ直ぐ伸びないからといって無理やり伸ばそうとすると上腕二頭筋を痛めたり、あるいは肘関節を痛めたりする危険性があります。
上腕二頭筋をしっかり緩めてからであれば、安全に肘を伸ばすことができます。

背骨や骨盤も同様で、背骨や骨盤に付着する複数の筋肉のうち一部の筋肉が縮んでバランスを崩すことで歪みが生じます。
どの筋肉が『原因』で、どういったメカニズムで歪みが生じているのかをしっかりと見極めることが重要です。
 

『整体』とは、文字通り『体』を『整』えながら、痛みやこりを緩和したり、解消したりするものです。
当院の治療は、ただ単に闇雲に揉みほぐしたり、骨格(骨盤)の歪みを直接あるいは無理やり『ボキボキ鳴らして』矯正するのではなく、骨格の歪みの『原因』となっている筋肉にアプローチすることで体のバランスを整えていきます。
それによって、体の負担を軽減し、痛みやこりの根本的な解消を目指し、再発しにくいお体に導きます。

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上腕二頭筋が縮むと肘が曲がる

参考までに

《東洋医学(経絡理論)》

いわゆるツボや経絡、気など一般的な整体や指圧、鍼灸治療、ツボ押しでお馴染みのものです。


東洋医学は、中国4,000年~5,000年の長い歴史の中で経験則を基に確立された理論であり、科学的な根拠の全くないものにつき、当院では採用していませんが、参考までに少し説明しておきます。


人間の身体には経絡という「気」と「血」の流れる西洋医学では解明されていない何らかの流れがあります。

東洋医学では生命活動の源となるエネルギーを「気」と言います。気力、元気、ヤル気、根気などの「気」のことです。


この流れは全身を網目のように流れていますが、その中でも代表的な流れが12種類の経脈の流れで、流れが乱れると体調が悪くなると考えられています。

この流れを体系的に整理し、ツボに順番に刺激を与えて「気」と「血」を流していくことにより、痛みやこりを改善するというものです。

東洋医学は体を切り開かないので、想像した人体解剖図(実態とは相違)
ツボと経絡図

バキバキ、ボキボキしない

みなさんは整体で“バキバキボキボキ”されたことはありませんか!?

この“バキバキボキボキ”が怖い方、“バキバキボキボキ”がないとスッキリ感がないという方・・・好みはそれぞれ違いますが・・・。

なぜ、関節はバキバキボキボキ鳴るのでしょうか?

関節は関節包という袋に覆われ、骨と骨のわずかな隙間に滑液を満たしています。
関節を急に引っ張ったり、曲げたりすると関節内に陰圧を起こし、キャビテーションが起きてしまいます。(滑液にかかる圧力が瞬間的に下がり、圧力が下がることにより、滑液の中から気体が発生します。)
その気泡がはじけて消失するときの振動が周囲の軟骨、骨、関節包、腱に反響してボキッという音になります。

ボキッという気泡音は強力な衝撃波となり、周りの軟骨、骨、靱帯を微細に破壊(炎症)します。
衝撃波は一番近くて弱い軟骨を最も損傷(エロージョンという)し、傷ついた軟骨が修復されることにより、修復された箇所は以前より大きく(太く)なります。

そのため、脊椎などでは神経系統を圧迫し、頭痛や肩こり、手足のしびれの原因になったりします。

衝撃により間接周りの筋肉などに溜まった老廃物や乳酸などの疲労物質が運び出されるためストレッチ効果はありますが、神経を圧迫したり関節の曲がりが悪くなっては元も子もありません。

揉み返しが起こりにくい

みなさんは整体を受けたあと2~3日間、身体がイタい、ダルくて身体が重い、ボーッとしてヤル気が出ない・・・なんて経験、ありませんか!?

まさにそれが「揉み返し」です。
揉み返しは、“グイグイ”、“ゴリゴリ”することで筋肉の細胞が損傷し起こると言われていますが、要するに筋肉痛と同じ状態です。

揉み返しが無いに越したことはありませんが、揉み返しにも良い揉み返しと悪い揉み返しがあります。
また、強く揉んだからといって揉み返しになる訳でもありません。
施術後2~3日で揉み返しが収まった後、気になっていた痛みやこりが解消され体がスッキリしているのが良い揉み返しです。
患部がしっかりと揉みほぐされ、こりが取り除かれているということです。
一方、悪い揉み返しは、揉み返しが収まった後も、元々の痛みやこりが残っています。

闇雲に揉みほぐした場合になりやすのが悪い揉み返しで、揉み返しにより更に症状が悪化し、慢性化する原因にもなります。

広島県福山市草戸町にある整体&足つぼマッサージ&ヘッドスパのお店「ポリチェ」では、

 

頭痛、首こり、首の痛み、肩こり、肩の痛み、手足のしびれ・痛み、肩甲骨周辺や背中のこりや痛み、腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、骨盤の歪み、ひざ痛、足のむくみ・重だるさ、冷え性、不眠、便秘、疲労など、

さまざまな症状に効果があったと多くの方にお喜びいただいております。

 

整体&足つぼマッサージ&ヘッドスパ

Bodycare&Refresh pollice ポリチェ
広島県福山市草戸町5-13-1
TEL:084-953-5069